深夜移動の果てに

主に東京大阪間の格安移動の記録。ほんとただの備忘録。※車内設備などは記録当時のものです。現在は変わってる可能性あります注意。

格安スタンダード夜行バス攻略(快眠編)

夜行バスはもはや私の簡易宿泊施設みたいなもんである。

動く宿泊施設…そんな宮崎アニメがあったような。

 

乗って、目覚めたら朝で目的地。

たぶんそんな利用方法が理想的と思われるが、バスで寝れない人もたくさんいる事だと思う。私も寝れない時代があったし。

 

そんな方に少しでも快適夜行バスライフを送って欲しいと願ってやまないので眠るコツを少々。(主に初心者・女性向け)こんなん世の中にいっぱい書いてる人いるけど。

 

 

服装

 とにかく楽なものを。しめつけないと眠れないという人は別だが、座り姿勢でただでさえ身体が少々圧迫されている状態なのでしめつけないゆるいものを。

そして女子だったらなるべく冷えないゆるいパンツスタイルが良い。バスの前方後方で冷暖房の効きが違う事もあるので、寒暖の調整は自分で出来るように、軽めの上着などもあると便利。

 

私的におすすめは素材がテラテラしていないスウェット素材なんかのガウチョパンツやフレアーパンツもしくはロングスカート。テラテラしてると、座席で滑る可能性があるので座りごこちが悪くなる。

冬場は窓際席がかなーり冷えるので、軽いダウンコートや軽いダウンジャケットを着たまま寝たほうが、肩が冷えなくていいです。毛布を肩にかけてコートをお腹でもいい。

 

それと、着圧系の機能靴下。メディキュットとかそのへん。これがあると翌日のむくみにめちゃくちゃ差がつきます。無いと靴がほんと入らない象さん足になっちゃったりするんだけど、それが軽減される。

 

エコノミー症候群の改善の為にも着圧系靴下が勧められてるし、たぶん男性陣にも良いのでは?男性用ってなかなか開発されてないけど、きつめの長靴下や靴下二枚履きでも良いらしい。

でも足先が開いているほうがいい。足先蒸れるし。まぁ男性にはそんなのはあんまりないだろうな…。

 

靴は出来れば、ブーツ系は避けて脱ぎ履きしやすいフラットなシューズ系。座席に着いたらすぐ脱いでしまって蒸れないように対策。

 

持ち物

エア枕・ネックピロー

中身がエアじゃないものも最近売ってる(ビーズとか)のでお好きなものを。エアがコンパクトに持ち運び出来るからいいと思うけどね。キャリーにくっつけてる外人を良く見かけるようになった…。

 

百均で買えるもので充分だけど、パイル地とかのカバーが付いてるのがおすすめ。洗えて繰り返し使えるから。

夏場に乗ると良く分かると思うけど、寝てる時って人間はすごい汗をかくんで朝起きると枕がびしゃびしゃになってる事も多々…。エア枕が暑いと感じる人は、ジェルでひんやりするネックピローがアフタヌーンティーとかで売っている。

 

腰枕も、あると楽。いすと自分の身体の間に空間ができちゃう人などは持っておくと気持ちいいかも。旅行用に持ってきたバスタオルなんかでも代用できる。(ちなみに私は使っていない。)

 

水がいい 。お茶が好きな人はノンカフェインの麦茶とか。でも利尿作用がない水がベスト。そして常温。

とにかく、眠気を妨げる要素のあるものは全て排除する。

 

マスク

車内はとにかく乾燥するので必需品。マスクしてると眠れない人は仕方ないけど(毎日マスクして寝て慣れて下さい。)きつい臭い対策にも。色んな人がいるので。

 

アイマスク・耳せん

これは必須ではないけど、音や光が気になるなら。

アイマスクはマスクと併用すると息が逃げなくて苦しくなるしどっちかでいいのでは?

耳せんはイヤホンでも可。耳が痛くならないもので、音楽は眠気を誘うものを。音楽かけなくてもいいけど。音漏れ厳禁。

 

酔い止め・睡眠導入剤など

車酔いする人には、副作用で眠くなる酔い止めなどいいかも。睡眠導入剤も気休めになるなら。私は導入剤とかあんまり効かないので効果があるのか良く分からない。薬関係は各自主治医さんと相談して下さい。

 

 

 

あとは少し睡眠不足を続けて、バスに乗る前には眠い眠い状態にもっていく、という荒業もあるけれど、特におすすめしません(なら書くな)でも前日にたっぷり寝すぎると眠りにくい事もあるので、ほどほどに眠気がくる状態に身体を持っていくのは大事だと思う。

 

眠る事がどうしてもできない場合、眠ろうとする意志がかえって意識を覚醒させてしまうので、眠ろう眠ろうと思わないほうが良いらしい。

 

慣れもあるもんで、2日続けて夜行バスだと2日目は少し慣れたうえに疲れていて眠れたりする。イスで眠るという事を練習しておいて本番にのぞむとかね。まぁそんな練習全然やらなくいいけどね。